

以前、スペースラボはあるお客様からこんなお言葉を頂戴しました。「提案にはとても満足。でも、設立7年目という工務店としての若さはちょっと不安かな」
確かに、家を建てている途中に工務店が倒産してしまったという話を聞くこともあります。本当に責任をもって工事を完遂してもらえるのだろうか。お客様がそんな不安を抱かれるのは不思議ではありません。
そこでスペースラボが導入したのが、出来高完成保証制度。仮に工事途中で工務店が倒産しても、代わりの工務店が責任をもって工事を完成することを保証する仕組みです。お客様に、不安なく工事に着手していただけるようにするのが狙いでした。
このように、家づくりの工事には様々な"見えないリスク"が伴います。最近は、消費者保護の観点から様々な保証制度も整えられてきました。2009年に工務店が義務付けられた「住宅瑕疵担保責任保険」はその1つです。ここでは、構造上主要な躯体や水漏れの瑕疵について10年間保証することが定められました。
お客様により一層安心していただくため、スペースラボはそのほかにも積極的に保証制度を導入しています。地盤調査の実施や地盤改良工事に対して10年間補償する地盤保証制度、外壁サイディングのコーキングに対する10年保証制度などです。その他にも全25項目の工事に対する独自の保証も行っています。



スペースラボの家づくりは、光や風に配慮した設計と、お客様の好みを内装の細部にまで反映していくデザインが特徴です。
でも長い時間、安心して気持ちよく住み続けていくためには、デザインが素敵なだけでは十分ではありません。大切なのは、耐震性や耐久性、省エネルギー性など、さまざまな見えない性能を高いレベルで確保していること。デザインと性能という両輪が備わって、はじめて質の高い家をご提供したと言えるのです。
性能については、これまでの経験を基に漠然と「大丈夫ですよ」と説明するのが、多くの工務店のやり方でした。でもその工務店や職人さんをよほど信頼しているのならともかく、現代のユーザーは、確かな裏付けのない言葉だけで十分安心するのは難しいでしょう。
そこでスペースラボでは、いち早く第三者による評価を取り入れてきました。法律に基づき登録されている住宅性能評価機関に依頼し、定められた現場検査を経て、耐震性や温熱環境、耐久性、高齢者への配慮といった「見えない性能」を評価してもらいます。具体的には、住宅性能表示や長期優良住宅の制度を利用しながら、客観的な性能評価を得て、お客様に安心をお届けしてまいります。
なおスペースラボでは、すべての住宅で長期優良住宅の認定を取得しています。「長期優良住宅仕様」とうたいながら、実は認定を取っていない住宅が少なくありません。つくり自体は同じであっても、きちんと認定を取得していなければ客観的に性能を認められたことにはなりません。何十年か後に売却する必要が生まれた時など、認定の有無によって建物の評価は大きく左右されてしまうのです。スペースラボは、手間を惜しまず1戸ずつ認定を受けることで、時間を経ても資産価値の減らない住宅をご提供しています。



木造住宅は地震に弱いかのように指摘する人がいます。確かに、1995年の阪神・淡路大震災では多くの木造住宅が倒壊しました。でも、それは木造住宅が地震に弱いからではなく、地震に強いつくりで木造住宅を建てていなかったからなのです。
木造住宅は昔から数多く建てられてきたこともあって、2階建て以下の一般的な軸組み工法の家の場合、簡易な計算で耐震性を確かめればよいと定められています。建築確認申請をする際も、構造計算書を提出しなくてかまいません。結果的に、耐震性に不安をもつ住宅が建てられてきたかもしれないという状況も生じていました。
その点、スペースラボは、通常の軸組み工法の木造住宅でも全棟で構造計算を実施し、耐震等級の最高等級を取得しています。どのような建物でも、けっして手抜きをせずに1つずつ安全性を確かめていく。それが、いざ大地震が発生した時に「想定外」を起こさないためのプロの責任だと考えているからです。
なお、大きな開口を設けたりインナーガレージを作ったり、狭小敷地で3階建てにしたりなど、木造軸組み工法で実現するのは難しい建物もあります。そんな時は、木と鉄の複合梁を用いて強度を高めた「パナソニック・テクノストラクチャー工法」や、鉄骨造がお薦めです。スペースラボは、敷地の条件やお客様のご希望に合わせて最適な建築工法をご提案いたします。



計画中になかなか実感できないのは、冬の快適さです。部屋の一部だけ暖かい状態では家全体を有効に使いこなせませんし、廊下に出ると寒くて大変。家の中で温度差が生じていると、健康にも良くありません。
大切なのは、家全体をほんわか包み込むように暖めること。そのためには、家の断熱性をしっかり確保すると共に、1日を通して心地良い暖かさを保つ暖房方法とは何かを考える必要があります。スペースラボでは、家全体をムラなく暖めて省エネにもなる、クリーンな「蓄熱暖房」をお薦めしています。
見た目がどんなに素敵なお家でも、冬に冷え冷えとするような建物にしてしまったら後悔の元。見えない心地良さにもしっかり気配りして、家づくりを進めましょう。


家づくりには多大な費用がかかります。適切な資金計画を考えないと、「あと50万円用意できれば、これを実現できたのに」と後悔したり、理想の住まいを実現したのはいいけれどもその後の生活に四苦八苦したり…といった状況が生まれかねません。現実にいくら用意できるのかをしっかり計算しておくことは、家づくりの大切な出発点です。
そもそも、家のために後々の生活を犠牲にするのは本末転倒。そこで私たちスペースラボでは、資金計画のお手伝いも行っています。
ここで大切なのは、「月いくらまで支払えるの?」という側面から考えていくことです。用意できる頭金や今住んでいる賃貸マンションの賃料などを勘案しつつ、毎月支払える金額を想定してローンを組む。ローンの組み立てに際しては、銀行の担当者に相談することになります。工務店によってはお客様のローンのお手伝いをする時に手数料を取ることもありますが、スペースラボは無料でさせていただいています。


家づくりがうまく行かなくなってしまうケースは、お客様と工務店側のコミュニケーション不足が原因になっていることが多いもの。「言った」「言わない」の問題は起こりがちですし、同じ言葉を使っていながら違うことを思い描いていたということは珍しくありません。こうした意思疎通のズレをなくすのは、満足できる家づくりを進めていただくためにとても大切です。
そのためスペースラボが行っている工夫の1つが、打ち合わせ記録の整備です。お客様との打ち合わせの度に、話し合って決定した内容を記録し、お客様と当社の確認印を押します。工事の金額や追加工事の内容など、重要な事項は必ず記録しておきます。決定事項を確認しておけば、お互いに気持ちよく作業を進められるばかりか、手戻りも起こりません。
打ち合わせに際しては、「次回までにキッチンのショールームを見学しておいてくださいね」といったお客様への宿題もご提示しています。円滑に作業を進めるためのスケジュール管理は、必要な時点でお客様に十分考えていただく時間を確保するためにも欠かせません。
完成した家をお引き渡しする時には、家に関する資料一式をファイルでお渡しします。図面や保証書類はもちろんのこと、用いた素材や製品の品番、メーカー名や連絡先、水道や電気をはじめとするライフライン業者の連絡先も明記しています。住み始めてからのメンテナンスも責任をもって当社が行います。とはいえ、緊急事態の発生や長い期間を経た後の対応を考えると、これらの情報をお客様の手元ですぐ分かるようにしておくことが大切です。
つくりっぱなしではなく、長い時間を見据えて家に対する責任を果たす。そのために必要な情報のご提供も、私たちの責務と考えています。
