ブログ*ラボ通信*

熊本地震による被災者の方々にはお見舞い申し上げます。

まだ、余震が続いている中ではありますが、被災地の一日も早い復旧を

お祈り申し上げます。

 

今回の地震で、比較的新しい建築物も倒壊したという話がでています。

勿論、施工的にどのような構造の家かはわかりません。

 

地震に対応する建築として、「耐震」、「免震」、「制震」があります。

言葉の通り「耐震」は地震に耐える。

これは、建物を金物や筋交、工法、施工で強度を上げて耐え忍ぶということです。 

「免震」は、建物と基礎の間に免震装置を設置し、地震の揺れを逃がすことです。

「制震」は、建物内部にダンパーなど制震部材を組込んで、地震揺れを吸収することです。

 

そして、上記以外に「断震」という画期的な地震対策技術があるのをご存知でしょうか?

メディアにも何度か取り上げられているので、ご存知の方やテレビでご覧になられた方も

いるのではないでしょうか。

5年前の東日本大震災後に、この技術を発明、開発した坂本さんという方に会いに

茨城県土浦市に石澤社長と設計者と一緒に行きました。

現在は、社名も変更されて本社が東京になっているようです。

 

簡単に言うと、家が基礎から離れ宙に浮くシステムです。

模型でシステムの体感をさせて頂き、実際に家が宙に浮くのも見ました。

宙に浮くということは、揺れを感じないということで、物も落ちないということです。

精神的なことや家の不具合や修理のことを考えるととても良いシステムだと感じました。

当社もこのシステムを取り入れて地震対策の住宅を建てようと考えておりました。

残念ながら先方と当社との間で折り合いがつかず断念しましたが、技術としては素晴らしい

ものだと思っています。

 

開発されてもう10年近く立つようようですが、これが広まっていないのが現実です。

国民のため世のため、多くの命を救うためにもっと広まって欲しいと思っています。

 

記事一覧|2016年4月

ページトップへ