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珪藻土クロスのお勉強

先日、株式会社ワンウィルさんの珪藻土壁紙「ケイソウくん」の工場見学に行ってきました!

残念ながら撮影NGだったので工場の写真はありませんが、勉強してきた事の一部をシェアさせていただきます^^

 

◆珪藻土とは

バスマットで一躍有名になった珪藻土ですが、そもそも何からできているかご存知ですか?

珪藻という植物性プランクトンが死んで残った殻が堆積して化石になったものだそうです。

ワンウィルさんでは秋田県産の珪藻土を使用しています。

出典:ワンウィル

 

浄化作用が強く安全性が高いことから、お酒や醤油を製造する際の濾過材として古くから使われてきました。

また耐火性も高く、炭を燃やす七輪や耐火レンガなどにも使われています。

ワンウィルさんは珪藻土のそういった特性を建材に活かせないかと、22年前に珪藻土の塗り壁材(左官材)の販売を始めました。

しかし年々左官職人さんが減っているため、簡単に施工できる壁紙が望まれ、珪藻土クロスが開発されました。

出典:ワンウィル

 

珪藻土は単体では固まらないため、製品化は困難だったそうです。

合成樹脂を混ぜてクロスにしているメーカーもあります。

ところが、合成樹脂を混ぜると珪藻土の無数に空いた穴がふさがれてしまい、吸湿や浄化などの特性が活かされなくなってしまいます。

ケイソウくんはそういった合成樹脂を一切使わずに、自然素材のみでできています。

 

◆珪藻土の効果

人間は一日に15~20キロの空気を吸っています。

食事や水は3~5キロなので、いかに多くの空気を必要としてるかがわかりますね!

 

PM2.5などの大気汚染を気にされる方は多いですが、室内の空気はどうでしょうか?

シックハウスという言葉があるように、室内の空気も汚染されています。

一説によると、室内の空気は外の空気より7倍も汚れているのだとか・・・

原因は様々ですが、例えば一般的なビニールクロスは可塑剤と呼ばれる物質を出し続けています。

ケイソウくんはホルムアルデヒドなどの有害物質を吸収して、分解して無害化するそうです。

 

さらに珪藻土には調湿効果もあります。

湿度というと、体感としての過ごしやすさに関わる印象が大きいですが、健康への影響もあります。

湿度が高いとカビやダニが繁殖しやすくなり、逆に低いとウイルスが繁殖します。

壁紙になると塗り壁より薄くなるため効果は落ちますが、それでも塗り壁の70%ほどの効果が実証されています。

 

◆まとめ

このように書くとケイソウくんが万能のようですが、もちろんデメリットもあります。

それは・・・価格が少し高いことです(涙)

現在弊社ではオガファーザーと珪藻土クロスを使い分けています。

用途や場所によってはビニールクロスも使います。

それぞれの違いをお施主様にしっかりご説明して、ご納得された上で選択していただければと思います^^

 

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