STORY  

女性がきれいになる住まい

代表取締役 石澤真知子

株式会社 SPACE LAB スペースラボ

代表取締役 石澤真知子

美しい空間がつくる美しい女性

住まいによって、女性のキレイ度がアップする。
あるいはその逆のケースもあると言ったら、あなたはどう思われますか?
女性の美しさにとって住空間はとっても重要、
というのはスペースラボ社長・石澤真知子の、日頃からの持論です。

"女性はしなやかでしたたかな存在。
美しい空間に包まれると、五感でそのエッセンスを吸収して、
その場にふさわしい自分を創り上げようとするのよ"

女性の美意識に対する絶対の信頼と共感を持って、
注文住宅をつくり続ける石澤の、住まいに対する思い、夢、
そして一人の女性としての生き方を聞いて下さい。

社長の思い

信念

―妥協は美の敵である―

妥協は美の敵である

 

個性のある家をつくりたいという情熱


私が建築に携わるようになったのは、子育てを卒業してからのことです。
夫が設計事務所を開いている関係で、もともと建築に興味はありました。

その当時から、一般のハウスメーカー等によくあるような規格型の住宅ではなく、住まい手さんの色が出た、個性のある家をつくりたいと思っていましたので、スペースラボという会社を立ち上げた時にも、そのことを基本に据えました。

住まい手さんの色が出た、個性のある家―。
私は、建てる側の都合に合わせていては、それは実現できないと思っています。
あくまでも主役はお客様。そのニーズを読み取り、快適に、心から満足して暮らしていただくためにはどうすればよいか考えるのが、ものづくりという仕事の醍醐味であり、プロとしての責任だと思っています。

 

真剣に楽しむ、それがモットー


この家に合うのはどうしてもフランス製の洗面ボウルしかない、と思えば取り寄せずにはいられませんし、メキシコ産のタイルでこの鏡を飾りたいと思えば、他のものではどうしても気に入らなくなってしまう。男性のみなさんからは、趣味で家をつくっているんじゃないんだぞ、とお叱りを受けるかもしれませんが、そういう人達に対して私は、趣味だなんてとんでもない、みなさん以上に真剣に、でも楽しく家づくりをしていますよ、と言いたい気持ちを、じつは持っていたりします(笑)。

だって、多くの人にとって一生に一度の家づくりなんですよ。その人が心から気に入って、末永く愛してくれそうな物ばかりで建ててあげたいですよ。

そんな風に思っているから、現場ではどうしても住まい手さんの立場でチェックすることになります。建てる側の立場で見れば「これくらいなら許されるだろう」と思ってしまうことでも、住まい手の立場に立てば「念には念を入れてほしい」ということになります。それにほんのちょっとの妥協をお客様に指摘されて、後から直すなんて恥じゃないですか。

確かにせっかくつくったものを壊すのは、私達にとっては辛いこと。でも、その辛さを乗り越えなくては、真に美しい住まい、心から喜んでいただける住まいはできないと、私は思っています。

社長の思い

愛

―家族が育てば自分も育つ―

家族が育てば自分も育つ

 

主婦が元気で、前向きになれる家をつくりたい


私がどうして住み心地がよくて、おしゃれな家をつくりたいかというと、そこで長い時間を過ごす、家庭の主婦のみなさんに、いつも元気で前向きでいてほしいから、ということがあります。

私も2人の娘を育てましたが、子育て中の主婦って本当に大変で、自分が楽しむゆとりもなかなか持てないもの。でも、子供の手が離れたら、いつかやろうでは、いまこの時がもったいないし、第一、子育てそのものを楽しんでいないことになってしまう。それって、すごく悲しいですよね。

だから私は「子供が小さいから○○できない」ではなくて、「子供が小さいから○○できる」と思うことにしたんです。たとえばお弁当作り。かわいいお弁当って、やはり子供が小さい間でしょう?クリスマス会やお誕生会もそうですよね。集まった子供達があっと驚くような演出やイベントを、知恵を絞って考えました。そしてそういう時に、やっぱり住空間は大切だなと思うことがよくあったんです。

 

社長の思い

心をゆたかにする暮らしは美しい


子供がおたふく風邪で寝込んだ時のこと。外に遊びに行けない子供のために、夫が家の中にブランコを作りました。その時住んでいた家はリビングが20畳以上あって、そこの梁に夫は丈夫なロープで、ブランコをぶら下げました。梁は真っ黒に塗ってあり、ベランダは真っ赤。そして風通しのいい広い空間に、手乗り文鳥を放すこともありました。

子供にとって、それは強烈な印象を残したのでしょう、オランダでアーティスト活動をしている下の娘の作品には、いまもどこかに必ずと言っていいほど、鳥のモチーフが使われています。

家を大々的にさわらなくても、小さなことで心を豊かにすることもできます。私は子育て中も、ピアノのレッスンや、どうしても行きたい展覧会などに出かけて留守にすることが結構ありました。そんな時に子供達への置手紙に、庭や道端で摘んだ花を添えるようにしていたんです。

ある日のこと、小学校3年生になった娘が「たいへんたいへん」と血相変えて走って帰ってきました。そして「お母さん、カメラ貸して」と言うのです。何事?という顔の私に、「田んぼのれんげがすごくきれいだから、写してくる」と言って、また走っていってしまいました。親が野の花をきれいだと思っている気持ちが、いつの間にか子供にも伝わっていたんですね。すごく嬉しかった思い出です。

幸せな母親は家族を幸せにする


私は教育の専門家でもなければ、模範的主婦でもありません。けれど、自分自身の体験から、まず母親が心豊かに暮らしていることが、家族みんなに良い影響を与えることを知りました。

たとえば器。どんな器にどう盛りつけようと食べてしまえば同じ、という考え方も確かにあるかもしれません。けれど、気に入った器に彩りよく盛り付ければ、いつもの料理が余計に引き立つ、というのも真実だと思います。

私は、陶芸家の小林英夫さんの作品が好きです。特別な時のためではなく、日常的に自分が楽しむために、小林さんの作品を集めています。それらの器たちで食事をする時には、とても幸せな気分になります。彼の誠実さは作品にもにじみ出ていて、なおかつ、その形は計算されつくした美を湛えており、「プロの仕事だなあ」と背筋が伸びる思いがします。

日常生活の中にこそ、こういう刺激が必要だと思いませんか?女性のみなさんに美しく、幸せな暮らしを楽しんでほしい。そう願う気持ちが、私の家づくりへの原動力なのです。

社長の思い

旬

―人生の何に投資しますか―

人生の何に投資しますか

 

大切なのは、目に見えない無形の財産


若いスタッフにいつも言っているのは、「身につけたものはなくならないよ」ということ。お金や不動産は、一歩間違えば失うこともあるけれど、感性、美意識、教養といった無形の財産はなくならないですから、もっとも強力と言えるんじゃないでしょうか。

うちには制服はなく、私服で、いつもおしゃれにしてきて、とスタッフに言っています。本もどんどん買っていいよ、と言っていますし、休みの日もおいしいものを食べにいくとか、きれいな景色を見るとかして感性を磨いてほしい。それも大切な仕事だから、と伝えています。

会社にとって人は宝物。私がスタッフに投資するかわり、スタッフも自分自身に投資してほしい。そうして培ったものが家づくりに発揮され、お客様の喜びがスタッフの喜びとなることが私の理想です。みんな幸せ、こんなに嬉しいことはありませんよね。

 

提案できなければ、プロとは言えない


私達を鍛えてくれる最高の存在、それがお客様です。たとえばお客様が「かわいい雰囲気にしてほしい」とおっしゃった時に、「かわいい」に対するひきだしが一つしかなければ、それがお客様のおっしゃっている「かわいさ」に合致しない場合は、そこで終わりです。

何をもって「かわいい雰囲気」とおっしゃっているかを知るには、「かわいさ」とは何かを日頃から考え、様々な「かわいさ」を知っていなくてはなりません。これはお客様との真剣勝負。真剣勝負だからこそ、やり遂げた時の成長は大きいのです。

ですから、私はお客様に遠慮せずに、どんどん要望をおっしゃっていただきたいと思っています。お客様の中には、要望を言えば言うほど、予算が高くなると思っていらっしゃる方もおられるかもしれませんが(笑)、そんなことはありません。私達が何の策も持たず、ただお客様の言いなりになっていれば、それは予算も上がるかもしれませんが、そこで私達が踏ん張って、予算内での提案ができればいいのですから。この提案力こそ、私が若いスタッフに身につけてほしいと願っているものなのです。

 

提案できなければ、プロとは言えない

真剣に遊びたい


会社を大きくしたいとか、事業を広げたいという欲は、私には全くありません。けれど、感性の豊かな社員を育てたいという気持ちは、とても強く持っています。

なぜなら、ものをつくるのは人だから。まず自分自身が人生を楽しんでいて、いろんなものに対して好奇心旺盛で、美しいものが大好き、というスタッフだからこそ、お客様が求める世界に対してビビッドに、かつ繊細に反応できると思うのです。だから、そこそこに仕事をしていたいという人は、スペースラボでは不採用(笑)。反対に、あれもしたい、これもしたいと目をランランと輝かせている人の望みは、できる限り叶えるのが、社長である私の仕事だと思っています。建築物を見るために皆で海外に出かけたり、音楽好きの社員がサックスに挑戦するのを応援したり、美味しいものを食べに行ったり。少人数で家庭的なスペースラボの利点を活かして、それぞれが個性を伸ばせるような環境をつくっていきたいと思っています。

建築という仕事は知れば知るほど奥が深く、涸れることのない泉のように、常に清冽な魅力に満ちています。美しいもの、五感に訴えるものを求め続けていけるこの仕事に就けたことに、いま私は心から感謝しています。

Fin

 

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